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食品添加物


食品添加物の危険性について
食品添加物の国際規格
現在、食品はますます国際的に流通するようになりつつあります。特に日本のように食糧自給率が低い国においては、輸入加工食品は、私たちの日常の食卓を支える重要なものとなっています。このような国際的な傾向に対応して、食品添加物の分野においても、国際的な規格の統一を図る動きが盛んになりつつあります。
国連には、食生活と健康に関する国際組織として、「国際連合食糧農業機関(FAO)」と「世界保健機構(WHO)」があります。「国際連合食糧農業機関(FAO)」は、食糧や農産物について世界規模で協議する機関です。また、「世界保健機構(WHO)」は、世界的に健康の向上を図ることを目的とした機関です。現在、これらの2大国際機関が、協力して「国際食品規格委員会(CAC、コーデックス)」を組織し、食品や食品添加物の安全性と品質を確保すると共に、公正な国際貿易の促進のために、165カ国の加盟各国からデータや意見を収集して、国際的に統一された規格、規準、規範の設定を行っています。

コーデックスの諮問機関のひとつに、FAO/WHO合同食品添加物専門委員会(JECFA)があります。各種の試験データにもとづいて食品添加物の安全性の評価や、食品添加物の成分規格の設定を行い、コーデックスの活動を助けています。日本でも、新しく食品添加物を指定する場合、JECFAで評価が済んでいることが主要な要件になっています。

また、コーデックスでは、食品表示基準の一環として、包装食品の食品添加物の表示方法についても規準を設けています。

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