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食品添加物


食品添加物の危険性について
保存料
従来、人間は塩やスパイス、砂糖などを用いて食品の保存性を高めてきました。現在は、食品添加物によってその効果を高めます。
保存料は、食品の保存だけでなく、食品の腐敗、変敗の原因となる微生物の増殖を抑え、有害細菌の繁殖を抑えて、食中毒の予防にも役立ちます。また食品の風味を損なわないようにもします。低温貯蔵と併用して効果を高めます。

保存料の種類
・有機酸とその塩類・・・マーガリン、しょうゆなどに使用。
・有機酸エステル類・・・ソースなどに使用。
・天然植物成分抽出物およびその分解物・・・惣菜など一般食品に使用。

主な保存料
●安息香酸ナトリウム
水によく溶け、カビ、酵母、好気性菌に対して増殖を抑制する効果があります。
主な使用:マーガリン、清涼飲料水、しょうゆなどに用いられます。
表示:用途名併記で「保存料(安息香酸Na)」

●しらこたん白抽出物
魚類の精巣(しらこ)から成分を分解、中和して製造します。
水に溶けて耐熱性があり、耐熱性芽胞菌の増殖を抑制する効果があります。カビ、酵母に対する効果はほとんど期待できません。
表示:用途名併記で「保存料(しらこたん白)」

●ソルビン酸カリウム
水に良く溶け、カビ、酵母、好気性菌に対して発育を阻止する効果があります。殺菌効果はありません。また、菌の量が多くなると効果が期待できないことから、衛生的な原料や製造環境など、ほかの条件が必要となります。
表示:用途名併記で「保存料(ソルビン酸K)」

保存効果は、対象となる食品中の微生物の種類や食品のPH、保存条件によって変化します。低温貯蔵との併用が保存効果を高めます。

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